平成18年度仙台市青葉区社会福祉協議会事業報告
T 概要
平成18年度は、障害者自立支援法に伴う利用者定率負担の導入、障害程度区分の基準改定、更には介護保険制度における介護予防施策の導入や保険料の増額改定など社会保障制度を取り巻く構造改革の節目にあたり、とりわけ、在宅サービス利用の障害者や高齢者にとって、より一層厳しさが増した年であった。
このような中、青葉区社会福祉協議会(以下青葉区社協)は、今年度より仙台市社協として新たに策定した「地域福祉活動計画」(aiプラン)に基づく事業実施の元年であった。この計画の基本理念でもある誰もが安心して生活できる地域福祉を推進するため、福祉を推進する人材育成として各種研修等をはじめとした地区社協へ支援・協力を行った。
青葉区ボランティアセンターは、ボランティアアドバイザーや他団体と連携し、ボランティアフォーラム・ボランティアステップアップ講座等を実施してボランティアの養成や、地域の学校や地区社協との連携強化を行った。
総合相談機能拡充として、同じ事務所内にある、障害者生活支援センター、ケアプランセンター、権利擁護センターと連携し様々な福祉課題を抱える利用者への総合的な相談に努めた。
また、毎年運営が厳しくなりつつあるものの「地域福祉の推進」という社協の使命を発展・継続していくため、広報事業も積極的に実施した。
U 区社会福祉協議会の基盤強化と役職員の資質向上
1 役員会等の開催
会長副会長会2回
・5月17日(場所 本会会議室)、3月12日(場所 本会会議室)
理事会3回
・5月24日(場所 戦災復興記念館)、3月20日(場所 戦災復興記念館)
・3月22日(場所 本会会議室)
評議員会2回
・5月24日(場所 戦災復興記念館)、3月20日(場所 戦災復興記念館)
監事会1回
・5月17日(場所 本会会議室)
2 役職員等を対象とした研修会等への参加
・市区町村・地方社協会長事務局長会議2月8日(主催 県社協)
・全国福祉教育セミナー 9月7日(主催 全社協)
・社会福祉協議会活動全国会議 10月18〜19日(主催 全社協)
・第4回地域福祉セミナー 10月28日(主催 市社協)
・第31回地区社会福祉協議会研究協議会
2月9日
(主催 市社協)
・セクシャルハラスメント研修 8月29日、 9月27日(主催 市社協)
3 会員の増強
地区社協のご尽力により18年度も多数の皆様に会員加入をいただいた。
また、本会自身も、ホームページや広報紙へ法人会員、施設団体会員名を掲載することなどにより、会員の加入増強に努めた。
・普通会員(個人) 54,252人 16,486,495円
・普通会員(施設・団体等) 86口 132,000円
・特別賛助会員 3,570人 4,082,400円
・法人会員 55社 600,000円
4 寄付金の募集
広報紙への寄付者氏名の掲載などを通じてご寄付を募った。
19件 863,561円
V 地域福祉の推進
1 地区社会福祉協議会活動の支援
(1)地区社会福祉協議会連絡会の開催
5月31日(場所 木町通市民センター
(2)地区社会福祉協議会への助成金の交付
社協会費(普通会費及び特別賛助会費)の2分の1にあたる額を助成金として交付した。
22地区分 10,274,448円
(3)地域福祉活動リーダー研修会(青葉区民児協と共催)
11月10日(場所 せんだいメディアテーク) 160名参加
シンポジウム「ハンディを抱える方の理解〜災害に備えて〜」
東北福祉大学 阿部一彦教授をコーディネーターに、また様々な障害をお持ちの方をパネラーに迎えて、ハンディを抱える方の災害時のニーズと支援について意見を交わした。
(4)地域福祉活動推進員委嘱
平成18年4月から平成20年3月末まで青葉全地区より選出、31名に委嘱。
※5月31日地区社会福祉協議会連絡会において委嘱状交付。
(5)地域福祉活動推進員研修会
2月28日(場所 木町通市民センター)
グループワークにて困難ケース対応の事例検討、情報交換。
(6)地区社協担当制の継続
(7)地区社会福祉協議会が主催する各種行事への支援
(8)地区社会福祉協議会運営に関する相談、情報の提供
2 小地域福祉ネットワーク活動への支援
(1)小地域福祉ネットワーク活動への助成金支出
基礎的活動助成金(安否確認、研修会、広報事業等)
21地区 3,000,000円
日常生活支援事業助成金(サロン活動、日常生活支援等)
20地区 3,830,000円
(2)地域福祉活動推進員設置事業助成金の支出
21地区 1,260,000円
6月22日(場所 宮城県民会館) 80名参加
演習及び講演
仙台白百合女子大学 大坂純助教授を講師として迎え、面接技法の基本を研修した。
3 福祉出前講座の実施
主として地区社協からの依頼を受け、職員が情報提供などを行った。
(6回実施・対象者総数180名)
W ボランティア活動の振興
ボランティア運営委員会、ボランティアアドバイザー等の協力を得て、ボランティアフォーラム、ボランティアステップアップ講座等を実施して、地域でのボランティア活動を広く推進した。
1 ボランティア相談の受付 延べ593件
2 青葉区ボランティアセンター運営委員会の実施
6月28日と3月14日の 2回
3 青葉区ボランティアフォーラムの実施
10月14日 (場所 エル・パーク仙台) 229名参加
テーマ「なぜサロン活動か!?」みやぎ生協と共催。パネルディスカッションにてサロン活動の可能性等についての検証。またサロンレクリエーション講習会やパネル展示等も行った。
4 ボランティアアドバイザー連絡会
4月20日6名参加
5 ボランティアアドバイザー研修会
1月17日 (場所 木町通市民センター) 29名参加
東北文化学園大学講師 志水田鶴子氏を迎え、ボランティアに必要な対人援助技術について研修
6 ボランティアステップアップ講座
(1)春のボランティア講座(5〜6月の間の4回コース)延べ名31参加
地域福祉や障害をお持ちの方を支援するボランティア体験。
(2)障害者ボランティア講座(10〜11月の間の4回コース)延べ名30参加
知的・精神に障害をお持ちの方への実際の活動体験を含めた講座。
7 ボランティアワークキャンプ
8月2日〜3日 (場所 泉が岳自然の家) 38名参加
泉区ボランティアセンター共催にて市内の小中高校に通う年齢の異なった児童生徒が講義、ゲームなどを通してボランティア活動を学んだ。
8 ボランティア協力校連絡会
区内の一部指定地区の小中高等学校や地区社協などの地域で活躍するボランティアの活動強化のため実施した。
(1)8月23日 学校のボランティア取り組み情報交換。
(2)2月15日 地域の連携事業の事例発表、地区社協と学校の情報交換。
9 ボランティア保険の受付
受付件数154件
内訳 活動保険98件、行事保険56件
10 キャップハンディ体験学習の推進 17件(1,006名)
11 市社協ボランティアセンターとの連携及び協力
12 広報活動
(1)ボランティアセンターだよりの発行(関係機関用)
学校、市民センター、施設等の関係者向けに年3回(1回あたり1,500部)
区ボランティアセンター事業、情報等を掲載
更に全戸配布用は、年1回124,000部発行
(2)地元情報誌、コミュニティFM等を利用してのボランティア講座、フォーラムの宣伝
13 福祉機器の貸し出し(いずれも延べ件数)
車椅子188台、 白杖403本、 点字パソコン10台、ビデオ・図書10件
X 各種相談機能の充実
1 権利擁護センター(愛称 まもりーぶ仙台)事業の推進
利用者数73名 一ヶ月平均訪問回数 241回
2 青葉区社協ケアプランセンター事業の推進
利用者数37名 ※平成19年4月より台原ケアプランセンターへ統合
3 青葉障害者生活支援センター(愛称 ふらっと青葉)事業の推進
利用者実数216名 一ヶ月平均相談件数 269回
4 各種貸付事業の実施
主として低所得で、他からの貸付が受けられない世帯に対して、自立更生へ向けた相談事業の一環として民生委員の協力を得ながら、相談を行い、貸付を実施した。
・生活福祉資金 貸付件数 1件 500,000円
・長期生活支援資金 貸付件数 1件契約
・離職者支援資金 貸付件数 2件 990,000円
・社会福祉資金 貸付件数 1件 150,000円
・入学準備金 貸付件数 1件 150,000円
・高額療養費 貸付件数82件 13,420,000円
・出産費 貸付件数48件 15,600,000円
Y 広報活動
社協だより「あおば」を年2回発行し、一回は全戸配布、一回は関係者へ計105,579部を配布した。
また、ホームページを随時更新して、ボランティア教室の受講生募集や、ボランティアフォーラムなど行事の広報、イベント等の開催速報を掲載するなどして、機動性のある広報に活用した。
Z 各福祉団体からの事務受託
1 青葉区民生委員児童委員協議会
2 日本赤十字社仙台市地区本部青葉区地区
3 仙台市共同募金委員会青葉区募金会